
ご挨拶
第63回日本眼光学学会総会
会 長 祁 華
(HOYA株式会社ビジョンケア部門)

このたび、第63回日本眼光学学会総会の会長を拝命することになり、大変光栄に存じます。このような貴重な機会を与えてくださいました本学会理事長の三橋 俊文先生,理事の先生方,そして本学会員・関係者の皆さまに,厚く御礼申し上げます。日本眼光学学会は,眼科医療の第一線で活躍されている臨床医や基礎研究者、メディカルスタッフの方々に加え、理工系研究者や企業関係者も多く参加され、異なる分野の研究者が交流し、分野を超えた活発な議論が行われるユニークな学会です。毎年行う総会は伝統的に医学系の先生と理工系の先生が交互に総会長を務めることになっていましたが、前々回から企業の研究者が総会長を務める試みが始まりました。私は洲崎先生に続く二回目の企業系研究者総会長となり、私自身の視点や工夫を織り込みながら、参加者の皆様にとって実り多い総会となるよう努めてまいります。
今回のメインテーマを「Informed vision, bright future」といたしました。私たち眼光学に携わる者は真正面から人間の視覚に向き合い、小児から高齢者まで良好な視機能を維持し、生涯にわたり豊かな視生活を享受できるように日々努力しています。人生の各段階におこる眼の問題に対し正しい予防、診断、治療をおこない、その効果を正しく評価することが重要です。Informed visionはただ「見えている」だけでなく、「理解して視る」という意味を込めました。その理解を基盤として、将来にわたって良好な視生活、すなわち「Bright Future」を実現することを目指すという思いを表しています。
会期は2027年8月28日(土)・8月29日(日)の2日間で、東京御茶ノ水駅からすぐの御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターにて開催いたします。本総会が視覚に関する理解を深め、より良い未来をともに考える機会となれば幸いです。

